ウクライナ情報

ウクライナで異物混入食品について訴えてもあまり勝ち目が無さそう

 

ヨーロッパで多く出回っているケフィア。飲むヨーグルトに近い製品ですが、酸味が強く、甘いヨーグルトと思い込んで一気に飲み込もうとすると、酸っぱくて一瞬ひるんでしまいます。

私はあまりキフィルの良さがわかりません。体にいいそうですが、やはり甘党なので「ブルガリアの飲むヨーグルト」が好きです。

さて、

ウクライナTVのニュースですが、ウクライナで販売されているヨーグルトにネズミが混入していました。ネズミ以外にもハゼの缶詰に煙草の吸殻が入っていたり、パックものの加工食品を買うときは油断できません。

年金受給者の女性が店でヨーグルトを購入したら、中にはネズミが。 乳製品工場に電話で訴えましたが、「誰にも言わないでほしい」と女性を買収しようとしました。

しかし、この事件は警察沙汰となったためか、ヨーグルト製造業者は、

「中傷された」

と、脅しにかかりました。

その女性は地元のテレビ局にこの事件を伝えました。 かわいそうに…ネズミ入りのヨーグルトを少し飲んでしまったようです。

残りを飲もうとコップに注いだのが不幸中の幸い。何かが入っていたと思ったらそれがネズミだったのです。

工場からの圧力を恐れた女性は、製品名もモザイク、インタビューも断りました。

0:54の画像は結構グロいです。

この食品工場は、「事件を明らかにすると暴力を咥える」と息巻いているようです。 事ここに至ったのなら、こんな腐れ企業なんか、早々に公権力でぶっ潰してほしいのですが、ウクライナのマフィアも相当侮りがたい勢力となっているので、取り締まりが難しそうです。

こんな企業一つ潰せないようなら、ウクライナ当局に頼るよりもメディアの力で攻めた方がよさそうです(まあ、メディアにも当局による圧力がかかるかもしれませんが)。

取材陣がこの工場に突撃リポートを試みましたが、守衛に阻まれてろくな取材ができません。 仕方がないので、工場内にある売店の女性と話をしていました。

工場は清潔、彼女もヨーグルトや乳製品をここで購入しています。

女性が自分でネズミを入れたのではないか?入れてないという証拠がないとのことで、ネズミが入っていたと訴えた女性が悪者になりかけています。

キエフ消費者権利団体代表のマキシムさんが言うには、裁判をすることは可能ですが、混入したことを証明することは難しいとのこと。

全く役に立ってくれません。

 

同じキエフ市内のヨーグルト購入者も、瓶の中にネズミが入っていたと言っています。

「フルーツだと思った」

ヨーグルトですからね。フルーツだと思うのが当然です。

リヴォフ州に住む男性はハゼの缶詰を開けたら、タバコの吸殻が入っていたと言っていますし、隣のロシアではソーセージの中に指輪が入っていたという事件が起こりました。

 

日本も異物混入事件が立て続けに起こった時期がありました。 しかし、日本の企業は、すぐに自主回収、マスコミも大々的に報じ、社長以下重役が記者会見を開き謝罪、今後の改善策を説明します。

ミートホープの社長のように、「コロッケの中に豚肉を入れておいて、牛肉だ」と偽装たり、牛肉100%と表示してあるひき肉の中に豚肉、鶏肉、パンくずを入れて水増しして販売していた例外もいますけど。

10年以上前ですが、私が某大手加工肉工場でアルバイトをしていた時、工場内での異物混入なんてよくありましたね。

私の担当していたラインは燻製済みの肉に、光沢と甘みがでるキャラメルを塗る工程だったのですが、そこに運ばれてくる肉の中には、蚊やハエの死体、鳥の糞などがくっついているものもありました。 それに私が気づいて、異物のある肉をゴミ箱に捨てようとしたら、社員から大目玉を喰らった覚えがあります。

そんな肉は異物を取り出してからアルコール液につけて、ジャバジャバと洗っておしまい。何事も無かったようにキャラメルラインに載せられていました^^;

キャラメルラインはハム・ソーの製造過程の中でも最終局面に近い段階です。 キャラメルラインが最後の防波堤だと思って、異物混入には必ず気をつけろ!と怒鳴られていたのに、実際に見つけて捨てようとしたら怒られてしまいました。

最近は変わったのでしょうけど、あの時は本当に驚きました^^;

-ウクライナ情報