国際恋愛・結婚の問題点

ロシア人と日本人との間に生まれたハーフの子供の日本国籍が無くなった

2016/07/03

日露の歳の差カップルや日中の歳の差カップル(日本男性&外国人女性)では、ちょっと痛いカップルが目立ちますが、もちろん幸せ、且つまともに暮らしている人もたくさんいるはずです。

が、

 

妻の友人のロシア人女性(38)の家庭でトラブルが…。

日本人の旦那(53}が8才の息子と一緒にパスポートの更新に行った時のこと。

息子のパスポートを更新しようとしたところ、窓口の係員から、

「息子さんが日本のパスポートを取得するのは違法行為になります」

と言われたそうです。

どうして違法なのかを窓口の人間に聞けばいいのに、ダメ旦那はすごすごと家に引き返したそうです。

ロシア人女性曰く「日本以外の国籍の有無」の項目に「ロシア」と書いてしまったからパスポートを作って貰えなかったんだとのことです。

さらに、

「だいさんは『こういう問題に詳しそう』だから、私の旦那が聞いてみろって言うのよ」

この旦那・・・。

自分では何もしません。

「どうしてパスポートが作れないんだ!お前(ロシア人妻)がロシア大使館に息子の出生届を出しに行ったからいけないんだ!」

と、彼女に当たり散らしている始末。

自分で調べず、何故私に話を振ってくるのか。
インターネットでも調べられるし、法務局に問い合わせればきちんと説明してもらえるはずです。

ロシア人女性が困っているのを助けるのは構わないのですが、旦那が自助努力をせず、私に丸投げするのは気に入りません。

この旦那、自営業のようで、所得税、法人税、国民健康保険料は支払っているようですが、国民年金は支払っていません。そのため、妻の身元保証人にもなれない(妻のビザの期間更新はどうしているんだろ?)し、ロシアから家族を呼ぶ時も、彼の両親が身元保証人になってもらっています。

ルーマニア人妻の旦那は税金、年金、保険料も払っていないので彼よりも多少はマシですが、本質的には同じですね。

 

妻や息子の面倒な手続きは全くやる気がない。責任感ゼロ。

どーしてこんな男が身の回りに二人もいるんだ^^;
とにかく、ロシア人女性からお話を聞いてみました。

  1. 息子さんは日本で出生
  2. 生まれてすぐに管轄の市役所に出生届を提出
  3. 女性が1歳の息子を連れてロシアに里帰りした。この時は日本のパスポートで出入国。
  4. 帰国後、ロシア大使館に出生届を提出

私の娘は妻の母国で出生したため、先にそこで出生届を提出し、その後日本大使館に出生届を提出しました。

ですので、彼女は二重国籍です。

では、日本で生まれた外国人とのハーフの子も二重国籍になるのかというと、そうではないのです。

日本国国籍法第11条第1項は、「日本国民は、自己の志望によって、外国の国籍を取得した時は、日本の国籍を失う。」

リンク元:http://www.kaikokusai.com/newpage145.html

最近でも、この問題が報道されています。

NHKニュース:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140925/k10014880161000.html

というわけで、一度日本国籍を取得してから、外国人配偶者の国の大使館で出生届を提出すると、外国籍を得ると同時に日本国籍も消失してしまうんですね。

私の息子は日本で生まれで日本の市役所に出生届を提出しましたが、妻の国の大使館には出生届を提出していません。

法律をそのまま解釈すると日本国籍を有するものが自らの意思(小さな子の場合は両親等)で外国籍を取得することは日本国籍を捨てることになります。

ロシア人女性による、国際結婚をしてみようスピーチ動画

特に、この問題はロシア人と日本人の国際カップルの間で大きな問題となっているようです。

ネットで調べた程度なのでまだ深く理解はしていませんが、法律の専門家の解釈も一致しておらず、非常に複雑な問題なようです。

「訴訟される方」は、日本国籍ありという解釈なので、この新法の適用対象となる余地があり(?)、「日本パスポートの発給拒否等の何か問題が起きるまで放置派」の方は、日本国籍ありとお考えなのか、日本国籍なしとお考えなのか、人によって異なると思われるので、人によってこの新法の適用対象となるとお考えになるかどうかが違うことになりそうです。他方、日本国籍喪失だと解釈し、放置する意思もない方は、喪失後~日本帰化までは、対象外(日本帰化時に対象)だというのが法理論的ですが、また頭痛の種が増えたという感ですね。二重国籍、悩みは尽きません・・・。なお、立法趣旨は「複数の国家の市民であるロシア人は愛国心への脅威である」とのことだそうです。

 

リンク:http://www.lawyersjapan.com/visaqa20.html

ロシア人女性には上記を説明し、息子さんの日本国籍はすでに無いし、日本のパスポートを作る重要条件として、「日本国籍を有する者」であるのだから、拒否されたということは日本国籍が無いのは確かであることを話しました。

相当ショックを受けていましたよ…。

ちなみに、住民票、戸籍にはきちんと日本人として息子さんの名前は表記してあるそうですし、パスポートセンターの職員が彼が二重国籍であることを見ぬいたのは、あくまで申請書に書いてある自己申告の部分です。

出生地が日本で、二重国籍だったら間違いなく外国籍ということになるのでしょう。

でも、ここで疑問なのが、仮に日本で生まれても先にその国の大使館で出生届を提出し、その後に市役所に出生届を提出したらどうなるのだろうか?

それとも、大使館としても出生届を受理する時に、「本当に日本で出生したかを証明する書類」を求めるはずだから、市役所からもらったら出生証明(母子手帳とか)が必要になるはずだし…。

また、別の日本人男性と結婚したロシア人女性に聞いてみたところ、彼らの息子も日本生まれでロシア大使館に出生届を出してロシア国籍を取得しています。でも、日本のパスポートを作れたようです。

どうして作れたのかというと、申請用紙に「他国籍の有無の欄」に「無し」と記入したからです。

簡単に出し抜けてしまうらしいです…。
これを聞いた知人のロシア人女性よりまた聯絡がありました。

「旦那は真面目で、『そんな嘘(ロシア国籍を隠す)はつけない』って言われたから、だいさんから、パスポート申請書にロシア国籍を書かないよう(嘘を突き通すよう)説得して!」

何故私が?

ほとんど面識がない人ですよ…。

この旦那、自分の無知と責任を棚に上げて、ロシア人女性を責めまくっているそうです。
お前がロシア大使館に出生届を出したからこんなことになったんだ!どーしてくれるんだと。

 

ひでえ・・・。

息子の将来を考えた時に、日本国籍がないのはあまりに不便です。
外国人在留カードを所持しなければならない身分なのに、それを所持していないので不法滞在外国人扱いされるらしいし、『嘘も方便』という気持ちはわかります。

ですが、本当に将来の事を考えるのなら、きちんと行政で手続きを踏んで日本国籍を再取得するのが常套手段です。

そもそもこの旦那って真面目なんですかね?
真面目なら払うべき国民年金を払っているはずですし、きちんと外国人配偶者とその家族の身元保証人たるべき人物になっているはずです。

仮に真面目であってもまともじゃありませんね。

生活に困窮しているわけでもないのに払うべきものを払わず、権利だけは主張するのはガキです。

hatena

ロシア人女性には、旦那から直接私の携帯に連絡するよう伝えておきました。
かかってきたらボロクソに言うかもしれませんが。

前にも書きましたが、外国人女性と恋愛・・・いや、結婚を前提にした恋愛をしているのなら、少し先のことを考えなければなりません。

老後、死別、離婚まで考えはなかなか至りませんが、「どの国で暮らすのか」は当面の最重要課題です。日本で暮らす場合は彼女が日本で居心地良く過ごしてもらうために、きちんと段取りしなければなりません。

彼女が市民権を得て合法的に日本で居住していくための手続きを踏むには、配偶者の資質が問われます。

私は当時学生でしたが、市販されている国際結婚ガイドブックを何冊か読み漁りましたし、彼女を招聘するにはどうすればいいかを調べました。

ここでわかったのは、兎にも角に身元保証人である招聘者が定職につき、一定の収入を得て、税金を収めていることです。
行政書士に丸投げするのも良いですが、結婚を考え始めたら、自分でも必ず事前に調べておいた方が良いです。

若い男女や学生なら惚れた腫れたで結婚まで話が進み、「手続きはどうすればいいの!」と慌てるのはわかります。

しかし、この男性…結婚当時40過ぎたとっつあん(当時はリーマン)が、どんな手段で知り合ったのかわかりませんが、「ムチムチのロシア人ウィ~ね~!色白のおっぱいに惚れ込んだ」だけの勢いで無知のまま結婚するのはどうかと思いますな…。

「このパツキン娘と結婚してえ!」

と、思ったら手堅く法律を調べて招聘手段を勉強しておきましょう。

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