国際恋愛・結婚の問題点

自分の死後 国際カップルが絶対話し合っておきたいこと ありきたりの国際結婚のメリット・デメリット以外の話

 

国際結婚系のニュース(外国人男性特に欧米系と結婚したい日本人女性向けの記事)を時折見かけますが、主なメリットとして、

  • 外国語を覚えられる
  • ハーフの子供
  • 最低年に1回は海外旅行に行ける
  • 日本在住の場合であれば、姑と会う機会がないため諍いが少ない
  • 日本人女性は外見が若いので、年下の外国人男性にもモテる

 

デメリット

  • 共通言語が不十分
  • 宗教、文化習慣の違いによる摩擦

 

私達夫婦は結婚して10年が経ちました。
平々凡々な日々を送ってはいますが、部屋の片付け方、子育てなど些細な事でよく言い合いになります。「ちょっとした口論」などデメリットと言うには大げさすぎることばかりかもしれません。

 

物を大切にする?

妻は物を大切にする方です。彼女がまだ8~9歳の頃までは旧ソ連圏の人でしたから、とにかく物資がない。食器、衣服など日用品でも比較的長く使える消耗品についてはとても大事に扱います。大事に扱うというよりも捨てませんね。着古した衣服も絶対に捨てません。サイズが合わなくなったものについては、知り合いや知人に譲る。妻が赤ちゃんの時に着ていたベビー服を未だに保存していた義母にも驚きました。ソ連臭全開でめちゃくちゃ可愛いかったですね~。娘にもぴったりでした!

妻がずっと前に着ていたワンピースも「娘が大きくなったら着させる」と言って絶対に捨てませんし、娘が着ていた服も「もし今度娘が生まれたら着させる」「友人が今妊娠中だから、無事に生まれたらあげる」私はこの考え方が好きで、何でも新品を買いたがる考え方よりもずっといい思います。

しかし、汚れた服、破れた服、経年劣化によって変色した服までずっととって置くのはどうかなと思います。愛着があるものだけ限定して残すとかしてもらわないと、タンスがいっぱいになってしまいます。現に、タンスからはみ出してビニール袋に入っている袋を見てしまうと「捨てればいいのに…」と思ってしまうんですよね。

gf01a2015020502008i17t

子供のおもちゃも妻の友人同士で使い回します。
壊れて、パーツが揃っていないプラレールをぎっしり持って帰ってきたり、壊れたおもちゃばかりでうちは溢れかえっています^^;物をくれる友人がいることはいいことですが、ちょっと多すぎますね。おもちゃ箱も一杯ではみ出しているし、プラレール系のおもちゃを入れている紙袋…足の踏み場がありません。

こんなことがありました。壊れたおもちゃをウクライナの友人に貰い、息子はほとんど興味を示さず完全無視。うちにはたくさんの貰い物があるし、壊れたおもちゃ、それも子供が興味を示さないものなら捨てようと思い整理していると、

妻「それは今度返すんだから!勝手に捨てちゃダメだよ!」

借りてたのか!
でも、その人の子供は小学生だし、二人目もいないのだから別に返さなくてもいいじゃないかと伝えたら、

「彼女の友人の妹が今度出産するから、その人にあげるのよ」

友人の友人の妹…って随分遠いな^^

著作者:Ivan Malafeyev

著作者:Ivan Malafeyev

うちの妻もしくはロシア系の特徴かもしれませんし、なにより個人差があります。また、最近の20代の若者、旧ソ連時代を知らない人については意外とあっさり物を捨てたりするのかもしれません。

物を大切にするあまり、食べ物を捨てられずに結局腐らせたりしてしまうことも多々あります。消費期限切れの物をずっと保存。いつか食べるだろうからということで、いつまでもとって置くパターンです^^;。安売りしている時に大量に購入しがちな野菜、果物、ヨーグルト。週末一緒に買い物に行っているので、「買い過ぎるとまた捨てるはめになる」と言うと口論が始まります。安いんだから大丈夫、絶対に食べきれると。

で、余っても捨てないので結局処理するのは私の役目、処理している時にも妻を注意するからまたそこで口論^^;野菜が傷んだ場合は彼女も諦めついていますが、乳製品については2週間くらい過ぎても「まだ捨てないで!これから食べる!」と言い張るので、妻がいない時に捨てています。この前も飲みかけの午後の紅茶ミルクティーがあったので、それを口にしたらなんだか酸味が…ある!よく見るとミルクの部分とティーの部分が分離していて…透明部分と色のついた部分がくっきり分かれていました。妻に聞いたら「いつのだか覚えていない」とのこと。もし、私ではなく子供が飲んだらどうするんだ…と、ここでも言い合いに。

 

妻の家族に不幸があった時

アジア圏の外国人配偶者であれば、飛行機で数時間後もしくはほぼ1日で駆けつけることができますが、欧米人の配偶者だと帰国までに時間がかるし、お金もかかります。実は妻の身内に不幸が有りましたが、妻は帰国していません。

「もう死んでしまったし、今更行ってもどうしようもない」

随分落ち込んでいました。

渡航費なんて気にしていないし、すぐに帰るよう勧めましたが「帰らない」の一点張り。
息子を連れて帰るのも大変なのもわかるのですが、こちらとしてはどうも落ち着きません。香典を送りたいと義母に伝えたところ「香典の習慣はないし、死んだ人よりも自分たちのために使いなさい…」と。彼女の実家はギリギリの生活ですし、葬式代もかかったはずなのに、何もできないのはなんとも歯がゆかったです。

昨年夏に帰省するよう勧めましたが、息子を連れて帰るのは大変だし、お金もかかる、実家に帰っても居場所がないということで、ここ3年ほど帰国していません。実家には義姉夫婦もいるし、確かに帰国するのはしんどそうだ…。

 

 

日本人夫が死んだらどうするか?

自分が死んだら妻はどうするのか?外国人男性に嫁いで現地で暮らしている日本人妻たちも考えなければいけない問題です。旦那が死んでからこの国に残る必要はあるのか?子供達は小さい頃から日本で生活していますし、父親が死んだからといって見知らぬ国で暮らすのはしんどい話です。子供のために日本に残るとしても、精神的に大きなストレスを抱えてしまうでしょう。

「こんなことを今更心配して…」

と、思われるかもしれませんが、考えておかなければなりません。最近は就活ならぬ終活があります。病身、高齢となってから準備し始めるイメージですが、相手が外国人配偶者の場合は早めに考えておいた方がいいと思います。日本人と違ってと、言いつつ自分も何もやっていませんが…。銀行口座、クレジットカード、葬式のこと、家のこと…死後のこと・・・本気話しあわなければならないと思います。

gf01d201410270900

日本と彼女の母国とのつながりを深める

自分の死後、仮に妻が帰国したとします。
今亡くなった場合、妻が小さい子どもたちを連れて帰るかもしれません。
または子どもたちがほぼ成年に達し、社会人として暮らしているのであれば一人で帰国する場合もあります。

高齢となり私が先に死去、妻が帰国することになったら…母国での居場所はあるのでしょうか?そもそも久しぶりの母国は慣れないため、逆に大きなストレスを抱えてしまいかねません。

また、夫の死後云々のほか、年を取れば里心が強くなってきます。自分の故郷に帰りたいという気持ちも強くなるでしょう。

日本と配偶者の母国を行き来するような仕事を見つけるか、自分たちでビジネスができたら最高ですよね。小さな商売でも良いので…と口で言うのは優しいですが、簡単ではありません。私の日本の友人は中国で自分のパートナーと貿易会社を運営しています。彼一人で立ち上げ、最初はネットを使った物品販売でしたが、ドンドン発展し、OEMで自社製品を作り、それを日本へ輸出しています。貿易商社ですね。仕事で日本と中国を行き来しています。

初めのうちは採算度外視で、貿易の手順、販売方法を勉強するために、北欧や東欧雑貨を個人で入手し、日本国内で販売したりするのも良さそうです。なんとか彼女の母国と日本の間を結ぶ事業を見つけたいですね。

 

誰かが自分を必要としてくれる状況を作るのが大事!

私が死んで妻が日本に残る場合、子供のために残ると行っても、成人して社会人となって結婚してしまったら親の手からは離れてしまいます。こんな時も自分が仕事をしていれば生きがいもあるし、語学教室でもなんでお誰かから必要とされていることで生きがいも感じられます。

離婚した時のことは…考えていません。
最悪離婚の場合は裁判だ何だと色々あるそうですね。実際知人ももめていますし。ロシア人女性との離婚 業者を通じての結婚はリスク高いよな…
離婚の手続きも「国際結婚ガイドブック」などに書いてあります。自分の死後を真剣に考えたくありませんが、取り残された外国人妻の身になって考えると身震いしてしまうほどです。嫌なことですが、国際カップルが絶対に話し合っておくことの一つです。

-国際恋愛・結婚の問題点