国際恋愛・結婚の問題点 日記

外国人配偶者が日本の病院に入院したら困ること

ちょっと私生活がバタバタしておりました。まあ、子供ができてから週末も何もないくらいドタバタしておりましたが、事情があってここ2週間ほど特にバタバタしっぱなしでした。

実は私の妻が入院(がん関係の病院)しておりました。無事手術が終わり日曜日に退院できました。

入院後実家に子供を預け、私は会社ー病院ー自宅ー実家を往復しておりました。手術日が決まってもいつ手術するのかがわからず、その日はひたすら病室で待機。手術前の医師説明も医者の都合がついてからでしたので、看護師より「9~18時の間に医師から説明がありますから♪」とのことで待っていました。結局呼ばれたのは19時。待った甲斐がありました^^;。

著作者: lwpkommunikacio

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さて、外国人の配偶者が日本の病院に入院したら困ることを上げてみました。

  1. 日本語
  2. 手術、麻酔、入院に関する様々な同意書
  3. 宗教問題・病院食
  4. 同室の患者とのコミュニケーション

ざっと上げるとこんなものでしょうか。他にも色々あると思いますが、幸い私の妻は日本語もほとんど問題ありませんでしたのでこの程度しか思い浮かびませんでした。
妻が困ったことと言ったら同意書関連でしょうか。大体の意味は把握できていましたが、ところどころ私が通訳しただけで済みました。

病院食も味が薄くて量が少ない以外は特に無し。

宗教上の問題について、妻はロシア正教なので復活祭前に素食(動物性蛋白質を摂ってはならない)をしますが、妊婦、授乳期間、病気の間は普通に食事ができますのでこれも問題ありませんでした。

外国人女性と結婚して日本で子育て 極普通の一般家庭と同じです。なんやかんやと

1.日本語

日本語ができなくて困っている外国人患者も随分います。
外国で入院していて言葉が通じないのは苦痛です。不安になります。私も中国の病院で入院したことがありましたが、看護師、医師が標準語を話してくれないため非常に不安でした。こちらの主張はできたのでまだマシですよね。

日本語がわからなかったら点滴や注射、処方箋の説明などを受けてもポカーンとするしかないですもんね。患者も看護師さんもみんな不安。看護師さんが言うには、英語を話せる看護師が少ないので医師が直接説明に来ることも多いそうです。医師はほぼ毎日手術していますから巡回に来るのはいつになるかわかりません。

入院中異常があった時、ナースコールを押しても伝えるのも一苦労でしょうね。

 

2.手術等の同意書関連

症状等によりますが、ほとんど目を通さずにサインをしてしまうことが多いのが同意書。
しかし、外国人にはきっちりと説明する必要があります。ただでさえ不安ですし、リスクを理解しないまま手術はできません。何だかんだで日本語能力って大事です。

 

3.宗教上の問題・食事

病院食が口に合わないという外国人患者は少なくないようです。
中でも、イスラム教徒については断食や豚肉を食べてはいけない戒律、ヒンドゥー教では牛肉を食べてはいけない戒律があるので気を使います。幸い、病院の献立を見ると魚料理や鶏肉のつくね料理が多かったですね^^;たまたまその週だけがそうだったのかもしれませんけど。それと輸血を禁ずる宗教もあるので、病院も大変です。

 

4.同室患者とのコミュニケーション

これも日本語ができるかできないかで変わってきます。
妻と同室になった女性は非常に話好きで、絶え間なく話しかけられてとても疲れたと言っていました。私は妻が入院してからというもの毎日見舞いに行っていましたが、その度に私にも色々と話しかけてきました。私は全然OKなのですが、お年寄りなのでいつも同じ話をエンドレス…というのは妻にとっては相当きついかったのでしょう。

また、がん関係の病院でしたので末期がん患者、重篤な患者さんも病室にいたので非常に気を遣っていたようです。妻の場合、手術も比較的簡単で入院期間も短く彼らと比べたら症状が軽かったので気持ちが沈みがちでした。

日本語ができなければ会話こそしないで済むかもしれませんが、患者の様子を見ればどれだけ辛いかわかりますもんね…。

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入院中の日々

昨年末に病院から「腫瘍があります」と言われて驚きました。
良性か悪性かわからないので大きな病院で見てもらってくださいと言われ、紹介されたのがガン関連の有名な病院でした。年末年始は心配でしたね。診断、検査を受けて腫瘍を切除することを決意。今月ようやく切除できました。

手術は全身麻酔をかけて行われたので、妻にとっては一瞬で終わったそうです。
実際は1時間弱の手術でした。全身麻酔って目が覚めてからがキツイんですね。だるさと吐き気に悩まされ、1日苦しんでいました。

入院日と手術日は休暇をとってずっと病院で妻に付き添っていました。
長女は春休みなので実家に居っぱなしでよかったので助かりました。長男もまだ1歳なのに嫌がりもせずに実家で暮らせてよかったし、両親に感謝です。
術後は仕事が終わってから全力ダッシュで病院へ見舞い。

電話も思うようにかけられないし、トイレ、散歩をするにも看護師の付き添いが必要な状況だったので相当暇でした。手術の傷口をいち早く回復するのが肝心なので、ガーナチョコレートと明治チョコレートを大量に持って行きました^^;どっかの国(アメリカだったかな?)の救急医療ドキュメント番組で、手術後の患者にココアやチョコレートを大量に与えていたのを思い出したからです^^

外国人女性のパートナーが日本人だったらなあと思う時ってあるかな

漫画「バキ」より

漫画「バキ」より

「数時間前に撃たれた傷が…もう薄く皮膜が張り早くも快復しかかっている!」

怪我をしたら牛肉ステーキとワインを大量摂取して、銃傷すら短時間で回復することが可能な方もいらっしゃるようですが、あれは嘘です。

 

面会時間は7時半までですので、帰宅後、車を運転して実家へ。
実家で遅い夕食を食べてから子供を寝かしつけて帰宅。妻の着替えを洗濯して翌日またお見舞いへ。こんな日々を過ごしていました。私たちは短期間でしたが、配偶者が病院に長期間入院している人はずっとこんな日々を送っているんでしょうね…本当に頭が下がります。

入院病棟の食堂で妻と一緒に話をしていると、何人か外国人患者を見かけました。中華系(広東語を話していた)、東南アジア系の方々が多かったです。看護師さん曰く「外国の患者さんの身内の方は大変まめにお見舞いに来ていらっしゃる」とのことでした。アジア系は家族の絆が強いですからね。看護師がやるような仕事まで家族の人がやろうとしますからね。あちらですと「身の回りの世話=家族の役割」なんでしょうね。中国でもそうでした。

外国人のパートナーが日本で入院することになったら…たくさん面倒を見てあげましょう。「日本での生活が長いし、日本語も上手いし大丈夫だ」と思っても、彼女にとっては海外です。お見舞いは短時間でもほぼ毎日行かないとダメですね。妻曰く、日本の病院は医師も看護師も親切で母国より過ごしやすいとのことでしたが^^;

「海外の方が楽しいので日本に帰りたくない」

と言っていた海外留学している日本人留学生がたくさんいましたが、ちょっと風邪をこじらせただけで「日本に帰りたい」と弱音を吐く人もまたたくさんいました。まあ、私も中国で入院、副作用の方が主作用に取って代わるほど変な点滴を1週間注入させられた時は日本で治療したいと思いましたけどね^^;

楽しい外国生活でも非常事態になると国に帰りたくなるものです。頼れるのはパートナーのあなたのみ!という場合はしっかりと支えになってあげたいですね!

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