海外での生活・仕事

ドイツ語を習得するために旅だった友人 その1

確かまだ大学在学中の頃でした。
中学時代の友人と偶然再会し、色々と語り合った時のこと。

彼とは中学時代親しくしていてよく一緒につるんで遊んでいました。高校は私のようなバカ学校ではなく、ごく普通の高校へと進学していきました。その後、大学へ進学しましたが1年目で中退してしまいました。

日本で再会した時は完全なるプー太郎。
トヨタの期間工として愛知で働いていたそうです。稼ぎが良かったのかやたらと金遣いが荒かったです。ドミノ・ピザにハマっているようでほぼ毎日注文していましたw

二人で高校~今までの話を時系列的に話し尽くし、ドミノ・ピザも食べ尽くした頃でした。私は中国に留学し外国人の彼女ができたことを報告。そうすると急に眼の色が変わりました。

 

ドイツ語の修得を志す!

「マジかよ!俺今彼女いないし…ちょうど俺も外国人の彼女がほしいと思っていたんだっ!

チョウドホシイトオモッテイタ?

何がちょうどなのかわからず、相変わらずのちんぷんかんぶりに大笑いしてしまいました。わけが分からないので理由を聞いてみると、彼の父親がドイツに単身赴任中で、母親も最近ドイツへと渡り任期中はあちらに居を構えるため、友人も近々日本のマンションを引き払うとのことでした。

「仕事も勉強もしていないのならドイツに来いっ!」

と、父親に言われドイツに行ってみるかと軽い気持ちで行くことを決意しました。
ドイツに行くことにはなんのためらいもないようでした。それもそのはず、高校時代に父親が駐在しているドイツのデュッセルドルフに何度も行ったことがあるし、ドイツ国内も旅行したことがあったからです。ドイツ語も挨拶程度は覚えたと自慢気に話していました。

「親父はドイツ語はほとんど話せないけど、早稲田卒で英語はペラペラ何だぜっ!」

親父自慢を時々する友人。またかよ…と思いつつも自慢できる親父がいるって良いよなとも思いましたね。

  • どんな彼女なんだ?
  • 英語が全然ダメなお前がどうやってヨーロッパの彼女と会話しているんだよ?

と聞かれたので、中国語が共通語だよと答えたら、

「ふ~ん。ってことはお前でもそこそこは話せるんだな。お前全然英語ダメだったのに中国語話せるなんて、なんだか信じられないな」

そのあと、下ネタ系の質問を受け適当に流しながら答えていると、随分欲求不満だったのか、「実は俺も白人の彼女が欲しかったんだ。ドイツで見たけど美人ばかりだったしさあ」と興奮気味に話していました。

高橋克典と織田裕二を足して2で割った程のイケメンだったので、彼は中学時代も彼女がいたし、彼の話によると高校時代にも彼女が複数いたようです。が、外国人女性とは付き合ったことがなく、ドイツに行くのなら是非とも白人女性の彼女を作ってやると思っていた時に私の話を聞き、それは確固たる信念となりましたw

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「どんなドイツ語の教科書を使って独学すれば良いのかわからない。使えそうなドイツ語参考書を教えてくれっ!」

私が自分の彼女、彼女の家族の母国語であるロシア語を独学している事を伝えていたので、「ロシア語とドイツ語はヨーロッパ言語で似ているから、お前が使っているような教科書を使えば俺も上達できるだろ」ってのが理由でした。紹介した本は、過去記事でも書きました。私のロシア語学習法

彼と一緒に本屋へ行き、

  • 旺文社のドイツ語会話
  • エクスプレスドイツ語
  • 放送大学のドイツ語1、ドイツ語2

を購入しました。
買っただけで勉強したつもりになるパターンの奴…。

 

私の彼女の実家にお邪魔する友人

彼はその1週間後日本を飛び立ちドイツへ。
私もちょうど冬休みを利用して彼女に会いに行く予定を立てており、

「お前の彼女がOKと言ったら、俺も彼女の家まで遊びに行きたいんだけど?同じヨーロッパだから近いし、ビザも要らねーし」

と言われたので、彼女に確認。

「だいの友人ならいいよ」

というわけで承諾いただきました。

冬休みに入り現地着―!

彼女と久々の再会して大はしゃぎの自分と彼女。二人の世界に入っていましたが、ふと。

「ああ・・・あいつ来るんだったっけ・・・」

急に面倒くさくなってきました(笑。仕方なく彼を空港まで迎えに行ってきました。

「おう…」

と、偉そうにしながら到着。彼女への挨拶もきちんと出来ず手土産もなし。
挨拶の出来ない人間を非常に嫌う彼女は、ファーストコンタクトで怒りゲージの3分の1がすでにまっ赤に。

覚えたばかりのドイツ語と思われる「カタカナ」で彼女で話しかける友人。
彼女は小学生の頃ドイツ語をかじったことがありましたが、今ではほとんど話せません。ドイツ語で「すみません。ドイツ語話せないんです」と言ったにも関わらず、まだカタカナでなにか言っています。

「彼女はドイツ語を話せないっていたのに、お前聞き取れてないの?」

「え?そうなの?」

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先進ヨーロッパのドイツと較べてアラ探しをする彼。

「意外と汚えな」
「何となくこう…シケた街だよなあ」

そのまま通訳はせず「ドイツと比べて小さい街だって言っている」と伝えただけで、彼があまり良くないコメントをしているのは素振りを見ていてわかったのでしょう。彼女にとって彼の第一印象は最悪でした。

彼女の家に到着し、荷解きをしている時も、

「小さいマンションだな。ちょっときつくないか。デュッセルドルフの家はめちゃくちゃ広くてさ~」

スネ夫かい?

彼女の母親が帰宅し挨拶をしましたが、その時もドイツ語。義母はもちろんドイツ語なんて話せません。

「なんだよ~なんで誰もドイツ語話せないんだよwww」

自分よりドイツ語が下手(っていうかドイツ語を話せない白人を見つけては越に入る)な人を見ると急に態度がでかくなる彼。

彼曰く、

「じゃあ英語で。俺は英語がそこそこ話せるからさ。お前の彼女とは英語で話してやる」

初耳だぜ…。
おまけに偉そう。

彼女と英語で話しているのを聞きましたが…私でもわかるような内容&カタカナ英語。彼女は英語で答えていますが、彼はほとんど聞き取れていないようでした。ゆっくり且つ簡単な単語を選んで会話してあげたそうです。 それでもわからず…知ったかぶりを貫いていましたが、

「彼女の英語ってあまり上手くないよなw英語ペラペラだって言っていたのに。俺の親父の英語はもっと上手いぞ。なんせ仕事で使っているからペラペラだし、文書も上手い」

彼女はおそらく手加減していたと思いますが、彼女に上記のセリフを柔らかい表現で通訳するとプチギレ。

「全然聞き取れていないから気を遣ってやっているのに…怒」

彼女が普通のスピードで英語を話したら、もう手も足も出ずに適当に頷くだけ。

「お前本当にわかったのかよ?」

「え?ああ…うん…」

変なところで負けず嫌いなんですよね。

夜、彼女の父親が帰宅。

義父は小さいころドイツ人の子供と一緒に遊んでいるうちにドイツ語を覚えてしまった語学の天才肌。東ドイツの大学で教鞭をとっていた元教授です。

「よかったな!ようやくドイツ語で話せるじゃないか」

「ええ?う、うん…」

 

長いので続く…。

外国人女性はネットでの出会いに対しては非常にオープン!




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