日記

語学系学生の就職活動 大手就職にするか?中小でも語学を活かせる職場か?

まずはじめに…。
就職活動をするにあたって英語力があった方が有利です。あるに越したことはありません。

語学系学生の就職活動についてググると随分出てきますね。

  • 英語だけ話せてもしょうが無い。
  • 留学経験だけではダメ。
  • 帰国子女、アメリカでの価値観、考え方が日本での就職活動では仇となる。
  • 結局のところ語学を活かした仕事でなくても良い。

とは言え、就職活動を始めるにあたっては専攻した言語を活かして就職したいと思っている方も多いでしょう。

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企業は変わっているのか?

私も2000年代半ば、就職氷河期に就職活動をしてきました。今とは就職活動開始時期も違うし、エントリーシートや面接での受け答えについても若干違いはあるでしょう。企業が求める人材も変わってきているはずです。

ただですね…。企業自体の体質がそれほど変わらないのに、求める人材だけは高スペックになって来ています。私が就職活動した頃と今の日本の企業の体質ってそれほど変わらないと思うんですよね。営業、外回りが多いために他の企業さんの話もよく聞きます。まあ…体質的には大きな変化は無いですね…。新入社員に変化を求める前に、自分たちが変われよといいたいです。

小手先の改革や改善は腐るほどあります。

例えば、現場ではこのスパナをどこにおいておくかなどの整理整頓の改革。作業効率化の些細な提案を実行したり。
労務面ではパワハラやセクハラを撲滅したり、無駄な経費の撲滅。建前を掲げて、それに現実が少しずつ追いついてくるのが日本の企業文化、習慣なのかなと思います。

未だにパワハラやいじめはありますし、小さな現場の改善はチョコチョコやるけれど、企業の根底にある因習、ワンマン経営による不条理、マクロ的な面での改善にはなかなかメスを入れられないところが多いです。

 

就職後専攻語をすぐに活かせる職場は極めて少ない

語学系大学の出身者は就職後も、海外勤務に憧れたり、日本にいながらでもいいから専攻語を活かした仕事をしたいと望むものです。自分には特技があるから特技を活かした仕事をしたいと思うのは心情です。だからと言って、語学を生かせない仕事をなおざりにするのはもっての外です。

中にはこんな仕事をするはずじゃなかったと言って、入社後すぐに辞めてしまった人もいます。政治学、経済学の多くの学生は特にこれといった特技もなく「何でもやります!」と言って、与えられた新人研修などをこなしていきます。

私が転職活動をしていた時、ハローワークの指導員に言われたのは、

「『何でもやります』と簡単に言うな。『何でもやります=何にもできません』ってことだ。何も出来ないやつほど何でもやります!って言うんだ」

転職は別です。
前職で培ったスキル、専門的なことは多少できるはずなので、そこをうまく(針小棒大とも言う^^;)にアピールしていか無ければなりません。だから、何でもやります!だけではダメなんですね。

 

しかし、学生の場合は「何でもやります!」と言ったほうが良いです。

面接官だって百戦錬磨です。何百、何千の学生を見てきています。学生たちの大半が何も出来ない、仕事に役立つスキルを持ち合わせていないことを知っています。だから、本人のやる気とか性格、学生時代何を頑張ったか、どんなバイトをしたことがあるのかを知りたいわけです。

これらの話から人物像を形成し、この会社のどんな業務に合うだろうか、どんな職場が合うだろうか…などいろいろ考えるわけです。

即戦力になるのは理工系で特殊な技術を持っている。研究している、学生時代に起業して相当な修羅場をくぐったとか…こんな経歴の持ち主です。

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語学力は評価されるのか?専攻語を活かせる会社なのか?

ところが、語学となると就職しても早々活かせないし、企業が語学力をそれほどプラス評価してくれないんです。

英検、TOEICはあるに越したことありません。学歴やSPI試験、一般常識、小論文、面接の結果がトントンの場合、資格を取っていたら優位に立てるのは事実です。採用までは語学力が評価されても、就職後活かせるとは限りません。

大企業に勤めている友人たちは、ロシア語、ドイツ語、中国語、フランス語、英語専攻といろいろいますが、専攻語以外の国に関わる業務に携わっています。専攻語は活かせないけれど、海外との関わりが持てている分良いでしょう。しかし、大半の人は海外に関する仕事ではなく国内向けの仕事をしています。

不思議なことに大企業って専攻語を活かした人事配置をしないところが多いです。私の周辺での話ですが、何か意図でもあるのかなあ。

語学を活かしたいか?大企業に就職したいか?の分かれ道

「大企業に就職して語学を活かそう!」

正直コレはかなり難しいです。大企業だとその他の新卒同様、同じレールの上を歩くことになり、研修後、個人の特性を元にそれぞれの配属先へと振り分けられます。配属先が語学を活かせる部署であれば良いのでしょうけど…あたりって少ないんですよね。

語学を活かせなかったら語学系学生なんて、イチ文系新卒です。
MPの切れた魔法使い同然です。

ぶっこまれるのは営業や総務。メーカーだったら現場勤務から始めることだってあります。営業で商品知識を身につけさせたり、社会勉強をさせ組織に馴染むよう教育され、古いにかけらます。

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語学をどうしても活かすのなら中小企業

中小企業なら話は別です。優秀な学生、学歴の高い学生の多くは知名度も高く安定性の高い大企業へと群がります。中小、名前も知らない企業には高学歴な人達は寄り付きません。中小のほとんどはファミリー企業ですが^^;その分人事に関しては、社長や親族の意向次第でコロコロ変わるので、語学が堪能であること、みんなが嫌がる海外勤務(仕事に慣れ実力がつき始めるのが30過ぎてからなのですが、この年令になると所帯持ちが多く、長期の海外駐在を敬遠する人が多い)を進んでやろうとするフットワークの軽い若者を採用する可能性は大いにあります。

研修期間、日本での業務を半年こなしてから海外赴任、海外研修、海外出張に行かせてくれることは良くあります。

それでもやっぱり多くの人は前者を選びます。大企業ですね。学歴の高い人ほどそうです。国立大学や有名私大を出るには多くのお金を投入してきましたし、大企業に入って当然と本人も家族も思っているはずです。

 

企業は学生のどこを見ているのか?

私も採用面接に携わることがりますが・・・ぶっちゃけ人柄です^^;
スキルは資格欄に目を通すだけであくまでも参考程度です。資格は立派だけど、話させてみたら全然大したこと無いって人が多いですからね。

「中国語が出来ます」

と言ってきたら、面接を中国語でやります。ここで志望動機などを中国語で聞く。
大体のレベルはここで測れます。特別うまい必要はありません。私自身特別うまいわけではありませんし^^;この人なら仕事をする上での中国語を身につけられるだろうと思ったら、語学の資格なんてどうでもいいです。

あとは人柄です。

人柄、仕事の経験、語学力の順でしょうかね…うちの職場は。


 「うちの会社でやりたいことは?」にどう答える?

多くの面接試験でこの質問をされるはずです。転職組は自分のやりたいことをズバリいいますが^^;、新卒の方は仕事の経験がないので、企業のHPをよく見て、業界をある程度調べてから模範解答をする方が多いです。

ただ、模範解答なだけに企業の概要や特色をなぞったものが多く、どれもこれも金太郎飴のような回答ばかりです。

多くの学生達がこの問いを山場だと思っています。

回答した後、「それでは、あなたはこの会社でどうやってそれを実現していきますか?」

などと聞かれます。
でも、この回答も特に際どい主張や突飛なことを言う必要はありません。常識的な答えであれば問題ありません。

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会社で何をしたいかよりも学生時代どう過ごしてきたかを見る

将来のビジョン、就職を希望する会社でやりたいことを立派に答える。今、私はこんな事を頑張っていますよアピールよりも大事なのが、学生時代どう過ごしてきたかです。

留学をしていたのなら語学力のアピールだけでなく、異文化で学んだこと、苦労したこと、ハプニングやトラブルに遭った時にどうやって対処したのか。面接官の好みにもよりますが、トラブルやハプニングを面白おかしく話せば食いつきは良いですし、面接官が海外未経験でも受けは悪くありません。逆に異文化コミュニケーション、グローバルな日本人は…的な精神論を話されても評価してくれないでしょう。

また、大学で語学以外に何を勉強したのか。
専攻語(フランス語専攻だったら)にフランスに関する講義(歴史、経済等)を、単位に関係なく片っ端から取りまくり勉強しまくったこと。単なる堅物に思われないように、そこで知った万人受けするおもしろ・ネタを一つでも披露できたらよりよいです。

アルバイトであればアルバイトで苦労したこと、成功したことなどを話します。

起こった出来事にどう対処してきたか、どんな思いで事に当たっていたかであなたの人間性、人柄を見るのです。
人柄が良ければ大抵OKです。

 

語学力あります!だけはNG

したがって語学力だけをアピールしてはNG。自分はこんな人間で、こんな努力を指摘たことを伝えられる。語学はツールです。自分なりの考えがはっきりしている。話すべき事が決まっていて、伝えるためのツールとして活かせればいいのです。特別うまい必要はないし、流暢であれば良いというわけではないのです。

留学経験者なら環境適応能力や積極性、前向きな性格をアピールしていきましょう。

 

おわりに

ブーム的な部分もありますが、日本もグローバル化が進んできました。外国語の需要も高まるでしょう。外国語能力は企業が求める能力のうちの一つに過ぎません。外国語が話せるだけで満足していてはいけません。自分の持つ特技、人間性を精一杯アピールしていくことが他の就活生との差になります。

就活の時期ではないこの時期にこの記事ですが…^^;これから就活する人達が全力を尽くせるよう祈っております!

まだ登録に迷っている学生さんへ【キミスカ】

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