国際恋愛・結婚の問題点

「ハーフ」「ダブル」国際結婚したカップルの子どもたちの呼び名の変遷

以前、こちらの記事で国籍や民族が異なる者同士から生まれた子どもたちのことをどう呼ぶかについて書きました。

ハーフとダブル 外国人と日本人に生まれた子供をなんと呼ぶ?

今ではハーフという呼び方が多いですが、この言い方に辿り着くまで他の呼び名があったんですね。

「混血」と「あいのこ」です。

混血の子どもたちの呼び名をめぐっての変遷はネガティブなものからポジティブなものへと変わってきています。

  • あいのこ

江戸時代末期~昭和の戦後、外国人と日本人女性との間にできた子供を指す呼び名。特に大戦後の在日米軍兵士と日本人女性との間にできた子供を指すそうです。在日米軍兵士との恋愛は、例えまっとうな出会いで純情な恋愛をしていたとしても、国同士が勝者と敗者という明らかな違いが遭ったためか、アメリカ人男性に魂や体を売った…といかがわしい結婚と周囲に思われてしまったそうです。

彼らの間に生まれた子供に対して「あいのこ」を使うのは侮蔑的な呼称であるとされています。

「間の子」は異種の生物間の雑種を意味しており、「2つのものの特徴を持ちあわせておりどちらともいえないようなもの」といった差別的ニュアンスが強い。 一時はあいのこを「愛の子」と否定的な意味を消そうという試みがあったそですが定着しませんでした。 現在、あいのこは不適切な表現として使われておらず、要注意放送用語とされています。

 

  • 混血児

あいのこに変わって登場したのが混血児でした。 あいのことくらべて中立的かつ直訳的であるとして使用され始めたのですが、沖縄住民と米軍兵士との混血児問題、この他、当時集団見合いで日本人男性と結婚したアジアからの花嫁たちの子供達、アジア系の子供に対する呼称として使われた時に、否定的なニュアンスが含まれていたためハーフ、ダブルなどの呼び換えをすべきという意見がありました。

 

  • ハーフ

現在最も一般的に使われている呼称。 あいのこや混血児と違い、白人系のタレント、白人と日本人との間に生まれたタレントが活躍するようになり、トレンディな呼称としてハーフとが使われる王になりました。 ただ、半分日本人、半分外人という半人前のニュアンスが強く、放送注意用語に指定されています。※まさか放送注意用語とは…しりませんでした。 混血や混血児の言い換えが奨励されたそうです。

しかし、今の若者、中年の間では「ハーフ」と聞くと、外国語が話せてイケメン、美女を思い浮かべ、なんとなくかっこいい存在だと思われていました。

 

  • 国際児

ハーフも含めてこれまでのネガティブな呼称を払しょくするために作られたラベル。 国際児童年である1979年に提出された「人種の異なる者同士の婚姻によって、療法の特色が混じって生まれた児童」と定義されました。

この単語は…、テレビや雑誌を見ていてもほとんど見かけないですよね^^; 果たして本気で広める気があったのか・・・。国際人の方がよく知れ渡っていますよね。

 

  • ダブル

ハーフから半人前的な要素をなくし、2つの文化と民族、国民性を継承した子供たちという肯定的な側面を強調した呼称。最近では「ハーフではなくダブルと呼ぶべき」だという意見もあり、当事者たち進歩的な人たちに使用されているようですが、一般的な日本語の用語としてまだ定着していません。

国際恋愛・結婚の問題点

あいのこが愛の子と書かれていたのは、なかなかポジティブな発想だと思いましたし、漢字を変えるだけでイメージが随分変わるものです。 だけど、耳で聞くとあまり良いイメージはありませんが・・・。

あいのこは明治時代からも使われていたし、敗戦後は日本はアメリカに占領され、支配者と被支配者という構造の中で生まれた子供に対して差別的なニュアンスがありました。

まあ、どれが一番良いかというとダブルや国際児なのでしょうけど、まりりん様もおっしゃっていましたが、あえてこうした呼び名にこだわらず、「私の父は○○人、母は▲◎人」と言うのが一番無難でいいかもしれませんね。

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