ロシア人女性による、国際結婚をしてみようスピーチ動画
2014/04/13
ロシア人女性の方の日本語スピーチです。
単純にパートナーを愛する。子供を産み、育てていく。という点では変わりません。
異文化同士の結婚のため、習慣の違いに戸惑う。 どちらかのパートナーの国に住む場合、アウェイであるパートナーは現地での生活に慣れるまでに時間が掛かる。
新生活に対する新鮮味、ストレスがごっちゃになった状態が続き、精神力が必要。
現地の人間であるパートナーにふんだんに対して精力を使って現地での生活を支えてあげねばならない。
言語による意思の疎通のレベルはカップルの言語力により異なる。
彼女のスピーチではここまで言っていませんが、日本に来たばかりの外国人女性は戸惑うことばかりです。
上記を凝縮してくれたセリフが、「好きな人と一緒になる、幸せな生活をして同じ日に死にたい」です。
「結婚すれば、楽しいと思うことも嫌だということもある。これは国際結婚に限らず普通の結婚も同じ」
そうですね^^; 私達の痴話喧嘩のもととなるのは…そこにたとえ文化的な差異があることが発端になっている部分もあるかもしれませんが、表面上はどう見ても普通の同国人同士でもしそうな内容ばかりです。
- 賞味期限が切れている食材をいつまでも冷蔵庫のなかに入れておくな。
- っていうか、賞味期限が切れる前に冷凍保存か廃棄処分にしろ。
- 冷凍すると冷凍庫の臭いがつくから嫌じゃ。長期間保存したくない。
- 生ごみを古新聞に包まなければならないのに、資源ごみの日に古新聞全部捨てたら、今日の分の生ごみが包めないじゃない!
等…。
こんな些細な事がきっかけでどんぱち始まることが多いんですよ。
国際結婚カップルだからと言って、NHKやCNNの国際ニュースを見ながら、シリア情勢や世界平和についての崇高な議論を喧々諤々(けんけんがくがく)とするわけではありません^^;
さて、続きを見てみましょう。
文化の差があればあるほど面白い。
共通言語のレベルが低かったとしてもお互いに惹かれ合っていれば、辞書を引き引き言葉を覚えていくのは確かに面白いです。
どちらかの母国語でも面白いかも知れませんが、二人にとっての第3言語、それもお互いが勉強中の言語だと最高に面白いです^^;
それと、お互いに文化が異なる場合は逆に交流しやすいです。 お互いに「違う文化をバックボーンに持つもの」という認識のもとに恋愛・結婚をしていけば、相手のことを思いやったり、自国のことについて噛み砕いて説明するようになります。
逆に日本人と中国人または韓国人のカップルのような東アジアの儒教圏ですと、「似ているからわかるだろう」という感覚が先に立ってしまい、様々な誤解を生むきっかけになってしまいます。
肌の色も文化習慣も違う相手ですと、このへんは丁寧に対応出来る気がします。
主人と結婚する前にラブレターを毎日交換。
主人とはロシアで出会った。ロシア語で話す。
喧嘩をする時はお互いに母国語で話すそうです。ロシア語の罵り言葉は日本語と比べ物にならないほど汚いですからね!スティーブン・キングの小説に出てくる罵り言葉もかくやと思うほどです。
割り勘文化はロシアにはありません。誘った方、もしくはパートナー男性がはらうケースが多いようです。
話好きほど話題が途絶えないし、細かいことでも何でも話す。 議論をする。
国際結婚だからこそ議論ができる。これは確かに言えますね。日本人同士の以心伝心は外国人には伝わりませんし、言わなければ分からりません。こうした話し合いを繰り返すことでお互いの親密度が増していくし、夫婦だけの秘密、悩みを共有することで夫婦の絆が強固なものになっていきます。
親戚付き合いについても触れています。 外国人と結婚することに関して、周囲の反対はあるんですね。
でも、実際に家族に会ってしまえば意外と受け入れるものですし、「誰それが反対しているから」と怖気づいていないでまずは顔を合わせることが大事。
旦那さんとはロシア語と日本語の両方で話しているようですね。 文通していた時も夫はロシア語で、イリーナさんは日本語で書いていました。 言葉の面では問題無さそうですし、中高年日本人男性が若いロシア人女性と結婚した時にありがちな、妻に対して一方的に日本語を習得してもらうパターンではなく、旦那さんも話せるようなのでまさにベストな関係ですね。
スラブ系と日本人は性格的に合う部分もありますし、ロシア、ウクライナの価値観や家族観も西欧と比べて日本に近い部分もあるので付き合いやすいと思います。
業者に莫大なお金を払ってロシア人女性、スラブ系の女性とファーストコンタクトで結婚してしまうケースですと不幸を見る可能性も高く、ロシア人女性とは自力で知り合って、よく吟味してからお付き合いをした方がいいですね。
気になる外国人女性がいたら、思い切ってお近づきになってみると世界が広がる…のは確かです^^;!