国際恋愛・結婚の問題点

国際結婚をした両親の子共たちのアイデンティティ

国際結婚をしている人は2、30年前と比べて随分多くなっていますし、90年代のように外国人の子どもや外国人との間に生まれた子供に対して、「ガイジン、ガイジン」と囃し立てられることも少なくなって来たと思いますが、子どもたちは幼稚園、小学校低学年になると他人と自分の違いを見つけ、外見の違いを囃し立てる子もいるかもしれません。

ガイジンと言って囃し立てる子どもたちは、親や教師から正しく教えられておらず、外見だけで判断する偏見を受け継いでいるのかもしれません。

 

子供が自分親に対しても違和感を持ち、授業参観や学校・幼稚園の送り迎えを嫌がる子もいるそうです。

自分で判断できない小さい頃にこのようなケースはよく見られ、成長とともに違いも理解できるようになります。

「ママは日本語が下手!」

という時もありますし、日本人の夫が妻の母国語で義母や義父と話をすると、「パパの●●語は下手だから聞いていると恥ずかしい!」

と言われることもあります。

私が妻の両親と話した時、子供が私の口を塞いだのでどうしてかと聞いたら、上記の理由でした。

「あの人は外国人だよ、だからほにゃららなんだ」と、日本人との違いを問題にすると子どもたちもそれを真似てしまいます。

子供たちの前でどう振る舞うか。 良い違いを強調すれば、子供たちは外国人たちに良いイメージをいだきますし、否定的に特徴をあげつらうと子供は外国人たちに偏見を持ち始めます。

 


子供のアイデンティティ。
私は自分の子供が自分のアイデンティティを少なくとも2つ…は持ってほしいと思っています。国というか民族のアイデンティティですね。

日本と妻の国の両方の文化、習慣、考え方を理解し体得してほしいと思っています。まだ小さいですが、娘は妻の努力もあり、バランスよく成長していると思っています。ロシア語で義母、義父と話もできるし大したものだと感心しています。

2つの文化やアイデンティティを保つよう心がけていますが、一定の年齢になると社会的に取捨選択を迫られます。

それが二重国籍の禁止です。どちらかの国籍を選ばなければならない時がやってきます。

これって明らかにどちらかのアイデンティティを否定することにつながりかねない選択になるのではと、現時点で私は危惧しています。

本人が「国籍なんて関係ない、心と魂が大事なんだろうが!」

と私を怒鳴りつけてくれたら嬉しく思います^^

知人のウクライナ人女性はすっかり日本に溶け込み、ウクライナの文化・言語は一切子供には伝えていません。日本に溶け込んでいるので全く構わないし、伝えないことが悪いことだとは思いません。

ただ、子供が成長した時に、ウクライナについて何も知らない、大学に入ってウクライナ人と知り合いになった時に改めて自分がウクライナについて意識し、自発的に学習を始めるかもしれません。

その時、子供によっては親が自分に対してウクライナのことを一切伝えなかったことに関して怒を持つかもしれません。

子供の教育に正解はありませんし、本当に難しい問題です。

 

言語の問題
バイリンガルに育てたいと思う親は国際カップルだけではありません。 幼児教育に英語を取り入れている日本人夫婦もたくさんいます。 ですが、そのような子供が成長してから英語がペラペラになるかというと・・・必ずしもそうとはいえません。


やっぱり、成長するにしたがって勉強や他の習い事、部活動が忙しくなりますし、言葉ばかりを勉強しているわけにもいかなくなり、「どうして外国語を覚えなければならないのか!」と反発することもあるでしょう。

国際カップルの場合、両親の言語をマスターして欲しいと思うのが親たちの希望です。 詰め込み式で教えるよりも、外国の絵本、雑誌、アニメを見せたり、母国にいる祖父母と話をさせたり、時々里帰りしたり、日本にいる時はパートナーの国のお祭りをすると、アイデンティティを持つことができるし、その国の言語を学ぼうとする気持ちが芽生えるはずです。

私の義母も絵本を送ってくれたり、Skypeで話をしたりしています。 1年か2年に1度は里帰りもさせています。

小学校高学年、中学生になると忙しくなりますから、外国語の勉強は大変なので日常的に使うよう習慣を付けさせたいですね。

他の人と違うことで悩んだり、逆に得意になったり、壁にぶち当たることで我々が経験しないような経験をして強くなって行くはずです。

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